20200604

夫が昨日お土産を買ってきてくれた。
NUMBER SUGARのキャラメル。
人生2度目のおいしい味わい。
1回目は、友だちのPちゃんにいただいた。
プレゼントの横に添えるように、いただいたんだったっけか。
ささやかに香る香水のように、贈り物を印象的にしてくれる友だち。

おいしいものが大好きで、情報通で感度が高い。
スレンダーな体からは想像がつかないのだけど、
ごはんも、甘いものもしっかり食べる。
私は彼女からいつも、おいしいもののことを教えてもらっている。

出会った当初、同じ屋根のしたで暮らしていて、毎夕ぎっちり話していた。
「おやすみ〜〜」って各自の部屋に戻ってから、また違うお楽しみ時間で、携帯で彼女のブログを読んでいた。部屋でもPちゃんの言葉を浴びていた。
Pちゃんが書く文章がとてもとても好きだった。


10年経った現在、ライターの仕事をしていて、言葉をつかった表現をどんどん磨いている。
彼女の頭と体とお金と時間を使って、体験し経験したものを、感じて書いて推敲し熟考する彼女の、パーソナルな文章であるnoteを読むのが、最近の娯楽的インプットで、たいへん潤う。
同じ場所で、踏み台昇降のようにして暮らしているから、新鮮な空気を入れてくれるような文章。ぜひ読んでみてください。
私のことや、我々夫妻の友だちのことまで書いてくださっていて、感激。
彼女は、この文章の中で、私のことを料理上手だと言ってくれてるが、
Pちゃんが、料理を得意でないと言っていた出会った当初から、
「調味料は、一番高いものを選ぶ」って言っていたのと、
料理ほぼしたことないと言っていたのに、
バルサミコ酢(?だったかな、確か)を、
共同生活の場に買って持ってきていたのが、
もう、なんか、美食家の只者じゃない感があった。

さて。
夫のお土産は、12種類の味があって、
1種類の味を、包丁で三等分にして、
「おいしい」「おいしい」「おいしい」って言いながら食べている。
全部の種類が食べられるのが、このやり方のいいところ。
ちんみりしたサイズなのに、濃厚でそれぞれの味がきちんとわかる。
娘は、誠に美味しかったようで、制作に力が入っている。
NUMBER SUGAR、おいしくって、記憶や思い出を繋いでくれて、ありがとう。