師走が3ヶ月続いていた。というような日々だった。
仕事も繁忙期なので、ということもあるが、
11月は特別傷つくこと幾度もあり、心身ともに揺さぶられた。
生活はどんな時にも続くので、気持ちに無理矢理でも句読点が打たれる。
保育園に迎えにいくし、ごはんを作るし、一緒に眠る。
悲しみにくれている暇がない。
けれど、心の中にはどっしりと鎮座する。
どんどんしょんぼりしてきてしまった。
まずは、夫と子に聞いてもらい、夫と私はぜんぜん違う人間だから、
その傷つくエピソードに関して、短く一蹴してくれ、悶々とした気持ちに風穴を開けてくれた。
その週、すっごく滑らかに潰したジャガイモで、コロッケを作ってくれて、自分じゃこういう風に盛り付けないなあというような、うず高いコロッケに励まされた。
サプライズ。それが、誰か人と暮らすことの良さ。
そして、女友だちたちの浄化力と言ったら、何度も経験していることだけど、今回も恐れ入った!
一人は、詳細に話を聞いてくれて、そのエピソードに関して、チャーミングに悪態をついてくれてた。
二人目は、詳しくは話してないけど、長年の友人歴に伴っての、推理(ぜんぜん当たってない笑)で、慮ってくれた。
三人目は、おやつと漫画をくれて、今、本棚で光っている。

悔しみエピソードに添えられる、各位のセンスの良いおもいやりに、むくむくと元気が湧いてきた。
さあ、アタゴオル、年末年始のお楽しみに、もうちょっと走りましょうかね。